Visual Studio Installer で作成した msi に含まれるファイルを知りたい
Visual Studio Installer で、たとえば、VB のプロジェクトより、依存ファイルを抽出すると、プロジェクトエクスプローラの ファイル>Project1 の出力>依存関係 以下に "MSVBVM60.MSM" など、拡張子が MSM のファイルが含まれることがあります。これは マージモジュール と呼ばれるもので、DLL や レジストリ情報など、依存モジュールをパッケージングしたものです。当然、実際インストールされる際には内容物が展開されることになるのですが、そのインストーラに含まれる DLL 等の一覧を得たいような場合があると思います。
※ というか、このあいだ、インストールした結果、システムが動かなくなってしまい、アンインストーラも起動しなくなってしまったため、置き換えられたDLLを手動で元に戻す必要があり、結局何が置き換えられたの?という事を調べなきゃいけなかったのです。
以下の方法で、依存ファイルを圧縮形式でなく、ばらばらのファイルとして展開された状態でインストーラを作成することができます。
- メニューのプロジェクト>プロジェクト名 のプロパティ を選択します。
- 「ビルド」タブを選択し、「パッケージファイル」を「圧縮しない」に変更します。
# 標準は「セットアップ ファイルに圧縮」だと思います。 - ビルドします。
これで出力先に、ばらばらの状態で依存ファイルが格納されます。
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